四字熟語・ことわざ
漢字4字の言い回しと、昔から使われてきたことわざ。級ごとに並べています。
134句(四字熟語 104・ことわざ 30)
8級
10三人寄れば文殊の知恵
さんにんよればもんじゅのちえ
凡人でも三人集まればよい考えが出るということ。
塵も積もれば山となる
ちりもつもればやまとなる
小さなことも積み重ねれば大きくなる。
好きこそ物の上手なれ
すきこそもののじょうずなれ
好きなことは自然に上達するということ。
早起きは三文の徳
はやおきはさんもんのとく
早く起きると何かよいことがあるということ。
楽あれば苦あり
らくあればくあり
楽しいことのあとには苦しいこともあるということ。
犬も歩けば棒に当たる
いぬもあるけばぼうにあたる
出歩けば思わぬ幸運や災難に出会うということ。
石の上にも三年
いしのうえにもさんねん
我慢して続ければ必ず報われる。
聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥
きくはいっときのはじ、きかぬはいっしょうのはじ
たずねるのは少し恥ずかしいが、聞かないままは一生の損だということ。
親しき仲にも礼儀あり
したしきなかにもれいぎあり
仲がよくても礼儀は忘れてはいけないということ。
鉄は熱いうちに打て
てつはあついうちにうて
よい時機を逃さず行うこと。
7級
10備えあれば憂いなし
そなえあればうれいなし
前もって用意しておけば、心配はいらないということ。
初心忘るべからず
しょしんわするべからず
始めたときの気持ちを忘れてはいけない。
勝って兜の緒を締めよ
かってかぶとのおをしめよ
うまくいったときこそ気をゆるめるなということ。
後は野となれ山となれ
あとはのとなれやまとなれ
今さえ済めば後はどうでもよいという態度。
急いては事を仕損じる
せいてはことをしそんじる
あわてると失敗するということ。
急がば回れ
いそがばまわれ
急ぐときこそ確かな道を行くほうが早い。
案ずるより産むが易し
あんずるよりうむがやすし
心配するより、やってみると案外たやすいということ。
百害あって一利なし
ひゃくがいあっていちりなし
害ばかりで、よいところが一つもないこと。
聞くは一時の恥
きくはいちじのはじ
たずねるのは少し恥ずかしいが、知らないままより良い。
能ある鷹は爪を隠す
のうあるたかはつめをかくす
力のある人はそれをむやみに見せびらかさないということ。
6級
9二兎を追う者は一兎をも得ず
にとをおうものはいっとをもえず
欲張って二つを狙うと、どちらも得られないということ。
弘法にも筆の誤り
こうぼうにもふでのあやまり
名人でも失敗することがあるということ。
情けは人の為ならず
なさけはひとのためならず
人に親切にすれば、めぐりめぐって自分に返るということ。
捕らぬ狸の皮算用
とらぬたぬきのかわざんよう
手に入る前から当てにして計算すること。
灯台下暗し
とうだいもとくらし
近すぎるものは、かえって気づきにくいということ。
百聞は一見に如かず
ひゃくぶんはいっけんにしかず
何度も聞くより一度見るほうが確かだ。
覆水盆に返らず
ふくすいぼんにかえらず
一度してしまったことは元に戻らないということ。
転ばぬ先の杖
ころばぬさきのつえ
失敗しないように前もって備えること。
鬼に金棒
おににかなぼう
強いものにさらに強さが加わること。
5級
104級
23一喜一憂
いっきいちゆう
状況のたびに喜んだり心配したりすること。
一進一退
いっしんいったい
進んだり戻ったりすること。
一部始終
いちぶしじゅう
はじめから終わりまでのすべて。
以心伝心
いしんでんしん
言葉にしなくても心が通じ合うこと。
光陰矢の如し
こういんやのごとし
時間は矢のように速く過ぎる。
公明正大
こうめいせいだい
公平で正しく、隠しごとがないこと。
千差万別
せんさばんべつ
それぞれに違いがあって、さまざまであること。
半信半疑
はんしんはんぎ
半分は信じ、半分は疑うこと。
危機一髪
ききいっぱつ
もう少しで危険になるという、ぎりぎりの所。
四苦八苦
しくはっく
とても苦しんで、あれこれ悩むこと。
四面楚歌
しめんそか
まわりが敵ばかりで孤立すること。
心機一転
しんきいってん
気持ちをすっかり入れかえること。
意気投合
いきとうごう
気持ちがぴったり合うこと。
我田引水
がでんいんすい
自分の都合のよいように言ったりしたりすること。
時期尚早
じきしょうそう
それを行うにはまだ早すぎること。
暗中模索
あんちゅうもさく
手がかりのないまま、あれこれ探ること。
異口同音
いくどうおん
多くの人が同じことを言うこと。
百発百中
ひゃっぱつひゃくちゅう
予想や狙いがすべて当たること。
縦横無尽
じゅうおうむじん
思いのままに自由に動き回ること。
自問自答
じもんじとう
自分で問い、自分で答えること。
自業自得
じごうじとく
自分のした事の結果を自分が受けること。
表裏一体
ひょうりいったい
二つのものが切り離せない関係にあること。
試行錯誤
しこうさくご
試しては失敗しながら答えに近づくこと。
3級
26一朝一夕
いっちょういっせき
わずかな時間。短い間。
五里霧中
ごりむちゅう
見通しが立たず、どうしてよいか分からないこと。
傍若無人
ぼうじゃくぶじん
人前でも遠慮せず、勝手にふるまうこと。
優柔不断
ゆうじゅうふだん
ぐずぐずして決められないこと。
切磋琢磨
せっさたくま
仲間どうしで励まし合い、互いに高め合うこと。
初志貫徹
しょしかんてつ
初めに決めた志を最後まで貫くこと。
千載一遇
せんざいいちぐう
めったに訪れない、またとない好機。
大同小異
だいどうしょうい
細かい違いはあるが、だいたい同じこと。
大器晩成
たいきばんせい
すぐれた人は世に出るのが遅いこと。
徹頭徹尾
てっとうてつび
初めから終わりまで、どこまでも。
捲土重来
けんどちょうらい
一度負けた者が、勢いを盛り返して来ること。
換骨奪胎
かんこつだったい
先人の作をもとに、自分のものに作り変えること。
有名無実
ゆうめいむじつ
名ばかりで中身がないこと。
本末転倒
ほんまつてんとう
大事なことと、そうでないことを取り違えること。
枝葉末節
しようまっせつ
本筋から外れた、どうでもよい細かい部分。
枯木逢春
こぼくほうしゅん
苦しい時期を過ぎて、また勢いを取り戻すこと。
温故知新
おんこちしん
古いことを学んで、新しい知識を得ること。
独立独歩
どくりつどっぽ
人にたよらず自分の力で進むこと。
疑心暗鬼
ぎしんあんき
疑い出すと、何でもないことまで怖くなること。
空前絶後
くうぜんぜつご
今までにも今後にも例がないこと。
絶体絶命
ぜったいぜつめい
のがれようのない、追いつめられた状態。
臨機応変
りんきおうへん
その場に応じて上手にふるまうこと。
言語道断
げんごどうだん
言葉にできないほどひどいこと。
面目躍如
めんもくやくじょ
評価どおりの活躍をして、名誉が高まること。
順風満帆
じゅんぷうまんぱん
物事が順調に進むこと。
首尾一貫
しゅびいっかん
初めから終わりまで筋が通っていること。
準2級
24一意専心
いちいせんしん
ほかに心を向けず、一つのことに打ち込むこと。
公序良俗
こうじょりょうぞく
社会の秩序と、健全な道徳のこと。
前代未聞
ぜんだいみもん
今までに聞いたこともないほど珍しいこと。
勧善懲悪
かんぜんちょうあく
善いおこないを勧め、悪をこらしめること。
外柔内剛
がいじゅうないごう
見た目は穏やかだが、心は強いこと。
大言壮語
たいげんそうご
実力以上のことを大げさに言うこと。
孤立無援
こりつむえん
ひとりぼっちで、助けがまったくないこと。
快刀乱麻
かいとうらんま
もつれた問題をあざやかに片づけること。
悪戦苦闘
あくせんくとう
苦しみながら必死に努力すること。
意味深長
いみしんちょう
表面のほかに、深い意味が隠されていること。
才色兼備
さいしょくけんび
すぐれた才能と美しさを兼ね備えていること。
旧態依然
きゅうたいいぜん
昔のままで、少しも進歩がないこと。
東奔西走
とうほんせいそう
あちこち忙しく走り回ること。
森羅万象
しんらばんしょう
宇宙にあるすべてのもの、すべての現象。
泰然自若
たいぜんじじゃく
落ち着いていて、少しも動じないこと。
温厚篤実
おんこうとくじつ
穏やかで情に厚く、誠実であること。
率先垂範
そっせんすいはん
人の先に立って手本を示すこと。
用意周到
よういしゅうとう
準備が行き届いて、手抜かりがないこと。
眉目秀麗
びもくしゅうれい
顔立ちが整っていて美しいこと。
自画自賛
じがじさん
自分で自分をほめること。
虚心坦懐
きょしんたんかい
こだわりを捨て、素直な気持ちでいること。
談論風発
だんろんふうはつ
議論が活発に交わされること。
質実剛健
しつじつごうけん
飾り気がなく、心身ともに強くたくましいこと。
起承転結
きしょうてんけつ
文章や話の組み立て方の順序。
2級
22傲岸不遜
ごうがんふそん
おごり高ぶって、へりくだる気持ちがないこと。
危急存亡
ききゅうそんぼう
生き残るか滅びるかの、大変な瀬戸際。
呉越同舟
ごえつどうしゅう
仲の悪い者どうしが同じ場に居合わせること。
唯唯諾諾
いいだくだく
何でも言われるままに従うこと。
唯我独尊
ゆいがどくそん
自分だけがすぐれていると思い込むこと。
天衣無縫
てんいむほう
技巧のあとがなく、自然で美しいこと。
岡目八目
おかめはちもく
当事者より、はたで見ている人のほうがよく分かること。
徒手空拳
としゅくうけん
たよるものが何もないこと。
支離滅裂
しりめつれつ
筋道が立たず、ばらばらであること。
明鏡止水
めいきょうしすい
迷いがなく、澄みきった心の状態。
曖昧模糊
あいまいもこ
物事がぼんやりして、はっきりしないこと。
有象無象
うぞうむぞう
取るに足りない、多くの人や物。
沈思黙考
ちんしもっこう
黙って深く考えこむこと。
玉石混交
ぎょくせきこんこう
よいものと悪いものが入りまじっていること。
生殺与奪
せいさつよだつ
生かすも殺すも思いのままであること。
竜頭蛇尾
りゅうとうだび
初めは勢いがよく、終わりが振るわないこと。
自縄自縛
じじょうじばく
自分の言動で、自分が動けなくなること。
荒唐無稽
こうとうむけい
でたらめで、よりどころのないこと。
遮二無二
しゃにむに
後先を考えず、むやみに突き進むこと。
針小棒大
しんしょうぼうだい
小さなことを大げさに言うこと。
阿鼻叫喚
あびきょうかん
あまりの苦しさに泣きさけぶような、むごい有様。
雲散霧消
うんさんむしょう
跡形もなく消えてなくなること。